場所:東京都北区田端3丁目 【標識(東京都設置)の説明】 [由来分類:施設(倶楽:ポプラ倶楽部)] 田端保育園はポプラ倶楽部の跡で、 ポプラ坂 の名はこれに因むものです。ポプラ倶楽部は、 明治41年(1908)頃、洋画家の小杉放庵(未醒)が作ったテニスコートで、 田端に住む洋画家の社交場となったものです。 陶芸家の板谷波山、洋画家の山本鼎、彫刻家の吉田三郎、詩人の室生犀星、小説家の菊地寛などが、この直ぐ近くに住んでいました。大正2年(1913)、田端に越してきた芥川竜之介は、その1ヶ月目に、ポプラ倶楽部のことを手紙に書いています。 田端3丁目18番地と20番地の間を南から北へ上る坂です。少しきつい勾配のある細い坂です。(9%:4m/47m) 《撮影日:2008年10月9日》 《撮影日:2009年5月21日》 <寄り道で見つけた>👀📸 田端には多くの文士が住んでいました。それを紹介する道しるべ「田端文士芸術家村」 田端日枝神社 右が参道です
坂は高低のある場所を結ぶ道程 こんな当たり前の説明はともかく 上れば”素敵な景色がある” 下れば”別の世界が広がる”という思いで東京23区の坂を歩きました。 「明日はどこの坂へ行こうか!どんな坂なんだろうか!」とあれこれ期待を膨らませ・・・地図に印をつけながら、回るルートを決めたものでした。坂名として知らないものが出てくるとワクワクしながら調べたり、どの坂とどの坂が繋がっていたのか、坂下でもしくは坂上で出会うことになる坂はあるのか等々。 とにかく東京を離れる2012年3月末までに回れるだけ回ろうと思って始めた坂巡りです。 名前のない坂もたくさん撮りました。ひょっとすると名前がこの先つくことがあるかもしれないと思いながら。 2020年現在は瀬戸内での田舎暮らしを満喫しております。 車がないと暮らせない生活にどっぷりとはまってしまいました。 2020年6月末より、Google mapによる坂の勾配(%)を参考として掲載するようにしました。 坂下から坂上までの距離は私が勝手に設定したものですので、あくまで参考値としてご覧頂ければ幸甚です!!