スキップしてメイン コンテンツに移動

富(とみ)坂[飛坂]




場所:東京都文京区春日1丁目

標識(文京区教育委員会設置)の説明】 [由来分類:動物(とび)]
 「 とび坂は小石川水戸宰相光圀卿の御屋敷のうしろ、えさし待ちより春日殿町へ下る坂、元は此処に鳶多くして女童の手に持たる肴をも舞下りてとる故とび坂と云」と「紫一本」にある。鳶が多くいたので、鳶坂、転じて富坂となった。
 また、春日町交差点の他に(二ヶ谷)をはさんで、東西に坂がまたがって飛んでいるため飛坂ともいわれた。そして、伝通院の方を西富坂
、本郷の方を東富坂ともいう。都内に多くある坂名の一つである。 この近く礫川小学校裏にあった「いろは館」に島木赤彦が下宿し、“アララギ”の編集にあたっていた。
  「
富坂の冬木の上の星月夜
     いたくふけたりわれのかへりは」
      島木赤彦(本名 久保田俊彦 1876~1926)


東京メトロ南北線・丸の内線(後楽園駅)付近を坂下として西へ上る春日通りの大きな坂です。ゆったりとした幅の広い坂です。(4%:14m/350m)

《撮影日:2008年10月12日》

《撮影日:2011年1月4日》


<坂の途中で>👀📸




富坂の標識と旧小石川旧町名案内


春日局の銅像 磯川公園

中央大学後楽園キャンパス(理工学部)





コメント

このブログの人気の投稿

雪見(ゆきみ)坂

場所:東京都大田区東雪谷3丁目 【標識(大田区設置)の説明 】 [由来分類:眺望・景観:富士山)]   かつて、この坂より富士山の頂の雪がよく見えたため、 雪見坂 と呼ばれるようになった。昭和六年から九年まで行われた耕地整理により、道路が整備された後につけられた坂名である。 東雪谷3丁目18番地と19番地の間を坂下として、北西に上る坂です。 少しきつい勾配のある坂です。( 8% :13m/160m) 《撮影日:2009年9月20日》

無名坂(靖国通り横の坂)【富久町】

場所:東京都新宿区富久町 白鳥山善慶寺横の坂です。 坂上の折れ曲がるところが、東洋美術学校です。 結構きつい勾配のある坂です。( 10% :6m/59m) 《撮影日:2008年11月29日》

無名坂(中台3丁目の坂Ⅱ)

 場所:東京都板橋区中台3丁目 若木通りの若木小北交差点を坂上にして、東へ下る坂です。場所は中台3丁目18,20番地と21番地の間にあります。坂下は 無名坂(中台3丁目の坂Ⅰ) の坂上になっています。少しきつい勾配のある坂です。( 9% :8m/130m) 《撮影日:2009年8月16日》