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庚申(こうしん)坂【小日向4丁目】


場所:東京都文京区小日向4丁目

【標識(文京区教育委員会設置)の説明】 [由来分類:施設(神社仏閣)] 
「小日向第六天町の北, 小石川同心町の界を東より西へ下る坂あり ・・・略・・・この坂を 切支丹坂というは誤りなり, 本名“庚申坂” 昔, 坂下に庚申の碑あり・・・」 『東京名所図会』
 庚申信仰は 庚申の日(60日ごと) 人が眠ると 三尸(さんし)の虫が 人のからだからでて天にのぼり 天帝にその人の罪を告げるというところから, 人々は一晩中夜明かしをした。この信仰は中国から伝わり, 江戸時代に盛んになった。したがって 切支丹坂は この坂の地下鉄ガードの向側の坂のことである。
 「・・・両側の藪の間を上る坂あり・・・これが真の切支丹坂なり」
『東京名所図会』


     とぼとぼと老宣教師ののぼりくる
         春の暮れがたの
切支丹坂  (金子薫園)
東京メトロ丸の内線のガードを抜けたところから、文京区立茗台中学校の北側を走る比較的長い階段坂です。階段坂は最初東に上り、途中から北東方向に曲がって上って行きます。

《撮影日:2008年10月12日》

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坂の魅力に取りつかれたのは 

 東京23区の坂の散策を始めるきっかけとなったのは、東京都北区にある大坂です。  当時の習い事の教室が埼玉県川口市だったので、JR赤羽駅から京浜東北線でJR川口駅まで通っていました。  自宅のある板橋区小豆沢(あずさわ)からJR赤羽駅までは国際興業バスを使う方法も勿論あるのですが、健康と経費削減のため往復徒歩で通っておりました。(片道30分弱)  歩けば色々な景色が見えてきます。 そんな中出逢ったのが「 大坂 」です。 赤羽台の団地からJR赤羽駅に降りる坂がこの大坂でした。 坂下には立派な北区教育委員会が設置した標識が立っていました。 余談ですが当時は坂下にモスバーガーのお店がありました。(2009年当時のストリートビュー)  坂一つにも名前が付けられていて、その由来も書かれている・・今までも、東京は坂の多い街だということは薄々気づいてはいましたが、この標識と出会ったおかげで俄然本気で調べてみよう、歩いてみようと思い立ったのです。 2012年に会社を退職するのを機に東京を離れる決心はついていましたので、残り5年間で歩けるだけ歩いてみようと決めたそんな坂との出会いでした。 坂の位置はGoogle mapに表示されるようにしておりますが、詳細番地を入力しても区域の中心を示してしまい、坂の位置とは異なってきます。ご了承くださいませ。詳細の場所については、各区の散策ルートにある坂の場所をクリックしてご覧ください♪ Google mapのストリートビューでは昔のビューを見ることができます。(私が見たのは2009年当時のビューです。当時の様子を見ることができてとても便利な機能だと思います)  2022年3月14日で旧のブログからの移行を完了しました。移行する中で残念だったことは、練馬区および杉並区をほぼ歩いていないことでした。東京を離れた今となっては訪問は難しく、他の方のブログを拝見することで歩いた気分に浸るのがせめてもの方法となりました。  坂の坂上と坂下の把握についてはおおよそ個人的な見解が入り、お叱りを受けることもあるかと思いますが、個人が作成した程度のブログであるとご容赦下さいませ。

大田区の坂 雑感

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★板橋区の坂道散策Ⅱ★

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