スキップしてメイン コンテンツに移動

庚申(こうしん)坂【小日向4丁目】


場所:東京都文京区小日向4丁目

【標識(文京区教育委員会設置)の説明】 [由来分類:施設(神社仏閣)] 
「小日向第六天町の北, 小石川同心町の界を東より西へ下る坂あり ・・・略・・・この坂を 切支丹坂というは誤りなり, 本名“庚申坂” 昔, 坂下に庚申の碑あり・・・」 『東京名所図会』
 庚申信仰は 庚申の日(60日ごと) 人が眠ると 三尸(さんし)の虫が 人のからだからでて天にのぼり 天帝にその人の罪を告げるというところから, 人々は一晩中夜明かしをした。この信仰は中国から伝わり, 江戸時代に盛んになった。したがって 切支丹坂は この坂の地下鉄ガードの向側の坂のことである。
 「・・・両側の藪の間を上る坂あり・・・これが真の切支丹坂なり」
『東京名所図会』


     とぼとぼと老宣教師ののぼりくる
         春の暮れがたの
切支丹坂  (金子薫園)
東京メトロ丸の内線のガードを抜けたところから、文京区立茗台中学校の北側を走る比較的長い階段坂です。階段坂は最初東に上り、途中から北東方向に曲がって上って行きます。

《撮影日:2008年10月12日》

コメント

このブログの人気の投稿

雪見(ゆきみ)坂

場所:東京都大田区東雪谷3丁目 【標識(大田区設置)の説明 】 [由来分類:眺望・景観:富士山)]   かつて、この坂より富士山の頂の雪がよく見えたため、 雪見坂 と呼ばれるようになった。昭和六年から九年まで行われた耕地整理により、道路が整備された後につけられた坂名である。 東雪谷3丁目18番地と19番地の間を坂下として、北西に上る坂です。 少しきつい勾配のある坂です。( 8% :13m/160m) 《撮影日:2009年9月20日》

無名坂(靖国通り横の坂)【富久町】

場所:東京都新宿区富久町 白鳥山善慶寺横の坂です。 坂上の折れ曲がるところが、東洋美術学校です。 結構きつい勾配のある坂です。( 10% :6m/59m) 《撮影日:2008年11月29日》

無名坂(中台3丁目の坂Ⅱ)

 場所:東京都板橋区中台3丁目 若木通りの若木小北交差点を坂上にして、東へ下る坂です。場所は中台3丁目18,20番地と21番地の間にあります。坂下は 無名坂(中台3丁目の坂Ⅰ) の坂上になっています。少しきつい勾配のある坂です。( 9% :8m/130m) 《撮影日:2009年8月16日》