場所:東京都北区赤羽台1丁目
【標識(北区教育委員会設置)の説明】 [由来分類:形状(比較:小坂)]
【標識(北区教育委員会設置)の説明】 [由来分類:形状(比較:小坂)]
赤羽駅西口から赤羽台団地へ登る坂で、古くから往来が多い。昔は赤羽から上の台(うえんだい)に登り 旧板橋街道に抜ける坂であった。狸にまつわる民話が残っているところで、狸坂ともいう。また政右衛門坂とも呼ばれている。清滝不動の石段を昔、小坂といった。大坂の名は、この小坂に対してのものである。
板橋区に住んでいた頃に何気なく利用していたこの”大坂”ですが、ある時「坂に名前があってその由来までが書かれた標識が立っている!」ことに驚き、東京での坂道散策のトリガー(引鉄)になった坂です。勤務先が北区にあった時には、板橋区からJR赤羽駅まで徒歩(普段は国際興業バス)で通った時には必ずこの坂を通っていました。その後勤務先は港区・墨田区へと転々としましたが利用する頻度は高かったです。というのも、習い事で埼玉県川口市に月に数回JR京浜東北線を利用していたので、JR赤羽駅に行くにはこの坂を通ることが多く縁が深かったわけです。この坂の上には赤羽台団地が広がっていて坂上にある北区の駐輪場の側には多くの八重桜🌸が植えられていたのを憶えています。その赤羽台団地も私がいる時から大掛かりな再開発工事が始まっていました。UR賃貸となった時に、”この賃料で住めるのだろうか?”と余計な心配をしたこともありました。当時とは全く様変わりした風景となっているのでしょう。短い坂で少しきつい勾配のある坂です。(8%:10m/120m)
《撮影日:2007年4月22日》
《撮影日:2013年3月15日》
《撮影日:2013年9月17日》
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