スキップしてメイン コンテンツに移動

不動(ふどう)坂【田端1丁目】

 


場所:東京都北区田端1丁目

【標識(北区教育委員会設置)の説明】 [由来分類:施設(神社仏閣:不動明王)]
 田端駅南口から西南へ登る坂です。坂名はかつて田端駅南口付近に石造り不動明王立像が安置され、不動の滝があったことによります。この不動明王像は、明治45年(1912)5月に始まった田端駅拡張工事により現在地付近へ移され、さらに谷田川改修工事にともない昭和10年(1935)11月に現在地(田端3-14-1隣接地)へ移され、田端不動尊となっています。
上の説明文は現在の北区HP(飛鳥山博物館)によるものですが、訪問した当時は
田端駅東口から東南へ登る坂です。坂名はかつて田端駅東口付近に石造り不動明王立像が安置され、不動の滝があったことによります。この不動明王像は、明治四十五年(一九一二)五月に始まった田端駅拡張工事により現在地付近へ移され、さらに谷田川改修工事にともない。昭和十年(一九三五)十一月に現在地(田端三ー一四ー一隣接地)へ移され、田端不動尊となっています。
と標柱に記されていたはずですが多分、JR田端駅の改装に伴い出口が北口と南口になり東口という出口名称がなくなったので、坂の説明も改められたのでしょう。当時の説明は田端駅の変遷も含めてそれはそれで貴重な資料となっていくのではないかと思われます。

JR田端駅南口の南側に位置する坂です。主として階段状の坂となっております。

《撮影日:2008年10月9日》

コメント

このブログの人気の投稿

坂の魅力に取りつかれたのは 

 東京23区の坂の散策を始めるきっかけとなったのは、東京都北区にある大坂です。  当時の習い事の教室が埼玉県川口市だったので、JR赤羽駅から京浜東北線でJR川口駅まで通っていました。  自宅のある板橋区小豆沢(あずさわ)からJR赤羽駅までは国際興業バスを使う方法も勿論あるのですが、健康と経費削減のため往復徒歩で通っておりました。(片道30分弱)  歩けば色々な景色が見えてきます。 そんな中出逢ったのが「 大坂 」です。 赤羽台の団地からJR赤羽駅に降りる坂がこの大坂でした。 坂下には立派な北区教育委員会が設置した標識が立っていました。 余談ですが当時は坂下にモスバーガーのお店がありました。(2009年当時のストリートビュー)  坂一つにも名前が付けられていて、その由来も書かれている・・今までも、東京は坂の多い街だということは薄々気づいてはいましたが、この標識と出会ったおかげで俄然本気で調べてみよう、歩いてみようと思い立ったのです。 2012年に会社を退職するのを機に東京を離れる決心はついていましたので、残り5年間で歩けるだけ歩いてみようと決めたそんな坂との出会いでした。 坂の位置はGoogle mapに表示されるようにしておりますが、詳細番地を入力しても区域の中心を示してしまい、坂の位置とは異なってきます。ご了承くださいませ。詳細の場所については、各区の散策ルートにある坂の場所をクリックしてご覧ください♪ Google mapのストリートビューでは昔のビューを見ることができます。(私が見たのは2009年当時のビューです。当時の様子を見ることができてとても便利な機能だと思います)  2022年3月14日で旧のブログからの移行を完了しました。移行する中で残念だったことは、練馬区および杉並区をほぼ歩いていないことでした。東京を離れた今となっては訪問は難しく、他の方のブログを拝見することで歩いた気分に浸るのがせめてもの方法となりました。  坂の坂上と坂下の把握についてはおおよそ個人的な見解が入り、お叱りを受けることもあるかと思いますが、個人が作成した程度のブログであるとご容赦下さいませ。

大田区の坂 雑感

大田区の地形は、大きく見て池上通りを境に北西側に武蔵野台地の端があり、池上通りより南東部は低地(海岸低地、多摩川の三角州低地)となっています。 国土地理院の陰影起伏図を見ても台地を低地との様子をはっきり見てとることができます。 武蔵野台地は大田区内でも舌状台地の様相を呈し、東に荏原台、真ん中に久が原台、そして北西に田園調布台と呼称される台地があります。 荏原台と久が原台の間を呑川が流れています。 そして田園調布台の西側には神奈川県との間に多摩川が流れています。 大田区のHPには、池上・久が原・雪谷・馬込・千束・田園調布が起伏にとんだ地形を持ったエリアとして紹介されていますが、今回は以下のような分類でまとめてみました。 上池台3丁目と4丁目の谷 上池台3丁目公園から上池台4丁目公園を通り更に北上する現在の緑道は昔なんだったのか調べきっておりませんが、上池台3丁目、4丁目あるいは5丁目まで含めてくぼ地となっていることは間違いありません。そこへ流れ込む坂が、以下のような坂となっています。 蝉坂(上池台3丁目) 鸛の巣坂(上池台4丁目) 荏原台南端(本門寺の南側) 本門寺の周辺は南北崖線という起伏のある地形となっています。 すぐ南には呑川が流れています。もちろん本門寺へあがる坂も含めて坂の多い地域となっています。 めぐみ坂(池上1丁目) 朗師坂 此経難寺坂 呑川に向かう坂 石川町や雪谷方面から呑川に下る坂もたくさんあります。 神明坂(石川町) 稲荷坂(石川町) 宮前坂(東雪谷2丁目) 花抜坂(東雪谷5丁目) 東雪谷2、3丁目のくぼ地(荏原台) 石川台駅の南東に荏原台に引っ込んだくぼ地に見えるところがあります。 そこを走るのが権現坂です。 権現坂(東雪谷2丁目) 田園調布台から多摩川に流れ込む川 多くの坂が田園調布台から多摩川方面に向かって下っていきます。 馬坂(田園調布5丁目) 急坂(田園調布5丁目) 《参考にさせて頂いた文献(団体名等)》 ・ 国土地理院 ・ ジオテック株式会社 ・ 大田区

★板橋区の坂道散策Ⅱ★

   今日の坂道散策ルート (名前のある坂名のみ記載) ★千代田区の坂道散策Ⅳ★  ➡  <都営三田線志村坂上駅>  ➡ ●志村2丁目  城山の坂  ➡ ●志村1丁目   馬の鞍の坂  ➡ ●前野町4丁目  見次坂   ➡  <自宅> 見次公園(前野町4丁目) ★板橋区の坂の位置は こちら で見ることができます★ (2009年1月11日  自身の 他ブログ 投稿済の 記事を 修正・再掲)