場所:東京都北区西ヶ原3丁目
坂上が曹洞宗昌林寺です。西ヶ原3丁目14番地と11番地の間の坂です。結構きつい勾配のある短い坂です。(11%:5m/47m)昌林寺は江戸六阿弥陀の木残阿弥陀として巡礼の対象となった寺です。(木残の昌林寺と木余の性翁寺(足立区扇)を含めて八阿弥陀)
江戸六阿弥陀は、行基菩薩が一夜の内に一本の木から六体の阿弥陀仏を刻み上げた阿弥陀仏だといい、阿弥陀仏作成を依頼した長者が六ヶ所に寺を建立、六体の阿弥陀仏を一体ずつ安置したと言われています。六阿弥陀と称していますが、木余り・木残りの2仏を加えた8阿弥陀を巡礼、江戸時代中期から大流行した巡礼です。ちなみに1番西福寺(北区豊島)、2番恵明寺(足立区江北)、3番無量寺(北区西ヶ原)、4番与楽寺(北区田端)5番常楽院(旧下谷広小路)、6番常光院(江東区亀戸)とのことです。
《撮影日:2008年11月2日》
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