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4月, 2021の投稿を表示しています

★渋谷区の坂道散策Ⅱ★

  今回の坂道散策ルート (名前のある坂名のみ記載)   渋谷地区の坂道と新宿区の坂道、運が良ければ(体力が持てば)他まで足を延ばす予定です。  <JR代々木駅>  ➡ ● 代々木1丁目  日陰坂   ➡  ● 代々木4丁目  切通しの坂  ➡  ● 初台1丁目  初台坂  ➡ ● 上原1丁目  弥之助坂  ➡  旭坂   ➡ ● 上原3丁目  やりくり坂     ➡  <小田急代々木上原駅>   ➡  ★新宿区の坂道散策Ⅴ★ 1.JR山手線 巣鴨駅からJR山手線 代々木駅まで電車で移動。 2.代々木駅から首都高速4号線に出会う場所まで移動し、 日陰坂 とご対面。 3.首都高速沿いから離れ、一旦代々木の街中を移動。山手通りを西に抜け、 切通しの坂 へ 4.初台通りで 初台坂 をみつけ、かつ脇道(坂)を堪能し、シャッターを押すことに。 代々木八幡神社 小田急ロマンスカー  ★渋谷区の坂の位置は こちら で見ることができます★ (2009月1月18日 自身の他ブログ投稿済の記事を修正・再掲)

★渋谷区の坂道散策Ⅰ★

  今回の坂道散策ルート (名前のある坂名のみ記載) <東急白金高輪駅>  ➡   ● 恵比寿2丁目  和田坂  ➡  ● 恵比寿3丁目  伊達坂  ➡  ● 恵比寿1丁目  ビール坂  ➡ ● 広尾1丁目  ネギ山坂  ➡  ● 東2丁目  南郭坂  ➡  ● 恵比寿南1丁目  いなり坂  ➡  ● 恵比寿南3丁目  観音坂  ➡  ● 恵比寿西1丁目  夕やけ坂  ➡  ● 恵比寿西2丁目  内記坂  ➡  衆楽坂 ● 代官山町  代官山坂  ➡ ● 猿楽町  天狗坂  ➡  ● 鉢山町  かめやま坂  ➡  ● 南平台町  南平坂  ➡  ● 桜丘町  間坂  ➡  ●道玄坂1丁目  道玄坂  ➡ ●渋谷2丁目  金王坂  ➡  ●渋谷1丁目  宮益坂  ➡  ●神宮前5丁目  ネッコ坂   ➡ ● 千駄ヶ谷1丁目  八幡坂  ➡  観音坂 ● 千駄ヶ谷2丁目  榎坂  ➡  ● 北青山2丁目  勢揃坂  ➡ ● 宇田川町  オルガン坂  ➡  スペイン坂  ➡  間坂 ➡  < JR渋谷駅>   今回のスタートは港区ですが、白金高輪から渋谷までを渋谷区の坂道を中心に散策しました。 恵比寿1丁目 恵比寿橋 恵比寿西1丁目  夕やけこやけの碑(区立長谷戸小学校) 神宮前4丁目  表参道ヒルズ     宇田川町  スペイン坂STUDIO   ★渋谷区の坂の位置は こちら で見ることができます★ (2009月1月18日 自身の他ブログ投稿済の記事を修正・再掲)

渋谷区の坂 雑感

 渋谷区の地形 渋谷区の地形は、おおまかに言って、区の中央部にあたる代々木公園付近(区役所北側)と区外周に 武蔵野台地 ( 淀橋台 ) が分布し、それら台地を刻むように、渋谷駅を中心としたほぼY字型の谷地が位置する配置となっています。(ジオテック株式会社HPより引用) 関東ローム層が永年の小さな水の流れや風化などの浸食によって刻まれたものと推測されます。 現在の地図で見ると、 Y字の斜め左上 にあたる 宇田川 ( うだがわ )幹線 (途中に代々木幹線の 河骨川 ( こうほねがわ ) が合流) の初台・代々木上原、 Y字の斜め右上 にあたる千駄ヶ谷幹線(旧 隠田川 ( おんでんがわ )の 千駄ヶ谷・神宮、 Y字の中心交差部 にあたる渋谷駅付近 、 Y字の下線側 にあたる渋谷川沿いの恵比寿方面となっています。 宇田川幹線・代々木幹線 ・代々木上原には傾斜の急な坂が並びます。 代表的な坂としては、弥之助坂・やりくり 坂・旭坂があります。 いずれも傾斜が10%近くある結構きつい坂が小田急線に向かって 下っていきます。 旭坂 弥之助坂 やりくり坂 千駄ヶ谷幹線 ・千駄ヶ谷方面には代表的な坂として八幡坂・榎坂・観音坂があります。 八幡坂 観音坂(千駄ヶ谷) 榎坂 渋谷駅付近 ・渋谷駅付近を低地の中心にしてどこに向かうにも上る感じがあります。  道玄坂・宮益坂・金王坂など長い坂があります。 金王坂 道玄坂 宮益坂   恵比寿方面 ・恵比寿方面ははっきりと渋谷川に向かって流れ込む坂が多くあります。  代表的な坂としては、代官山坂・衆楽坂・内記坂・いなり坂・観音坂があります。  勾配はいずれもきつくなっています。(私の表現では”少しきつい”) 代官山坂 内記坂 衆楽坂 いなり坂 観音坂(恵比寿南) Googleマップで見ても切れ込んだ谷部分が判別できます。  小田急小田原線の西側には崖部分が南北に流れていたり、代々木公園・明治神宮の東側にも陰の部分が見えます。  代官山町には東急東横線の西側に窪んだ地形が見えます。これに沿って走る坂は見つけられませんでしたが、この崖下に向かって流れるのが代官山坂です。 坂の位置を示した地図は こちら になります。 《参考にさせて頂いた文献(団体名等)》 ・ ジオテック株式会社 ・国土交通省 国土地理院  

無名坂(福泉寺の坂)【代々木5丁目】

  場所:東京都渋谷区代々木5丁目 代々木5丁目2番地と3番地にある坂です。 この坂を進むと福泉寺があります。 少しきつい勾配のある坂です。( 8% :7m/93m) 《撮影日:2009年7月19日》

無名坂(代々木5丁目の坂Ⅱ)

  場所:東京都渋谷区代々木5丁目 代々木5丁目5番地と7番地の間の坂です。坂上は 無名坂(代々木5丁目の坂Ⅰ) の中程になります。写真奥が坂下側です。結構きつい勾配のある坂です。( 10% :6m/60m) 《撮影日:2009年7月19日》

無名坂(代々木5丁目の坂Ⅰ)

  場所:東京都渋谷区代々木5丁目 山手通りの山手トンネルを坂上に代々木5丁目8、9、2番地と7,5番地の間を東へ上る坂です。 この坂の途中に 無名坂(代々木5丁目の坂Ⅱ) の坂上があります。 緩やかな勾配の坂です。(4%:6m/150m) 《撮影日:2009年7月19日》

切通し(きりどおし)の坂【代々木4丁目】

場所:東京都渋谷区代々木4丁目 【標識(渋谷区教育委員会設置)の説明】 [由来分類:絵画名]  画家岸田劉生は、大正3年(1914)から5年(1916)にかけて代々木に住んでいたので、このあたりを描写した作品がたくさんあります。そのうちの一点に、名作「切通しの写生」(重要文化財)があり、大正4年(1915)に発表しました。 代々木4丁目21番地と22番地の間を坂下にして北東に上る坂です。 坂上には首都高4号新宿線の高架が見えます。 また後述する立正寺が坂の左手にあります。 少しきつい勾配のある坂です。( 8% :9m/120m) 《撮影日:2009年7月19日》 <寄り道で見つけた>👀📸 坂上にある法華経 立正寺です。 境内には鬼子母神尊や七福神が奉安されています。

無名坂(代々木保育園横の坂)【代々木3丁目】

  場所:東京都渋谷区代々木3丁目 無名坂(代々木区民施設前の坂 ) の本道から外れて代々木保育園の南側を西へ上る坂です。代々木3丁目51番地と52番地の間を坂下にして、46番地と48番地の間の坂上に向かいます。緩やかな勾配の坂です。(4%:7m/180m) 《撮影日:2009年7月19日》

無名坂(代々木区民会館前の坂)【代々木3丁目】

  場所:東京都渋谷区代々木3丁目 代々木三丁目交差点を坂上にして東へ下る坂です。 代々木3丁目1,2,3番地と51.46.45番地の間の坂です。 坂下では 無名坂(代々木保育園横の坂) と出会います。 緩やかな勾配の坂です。(4%:8m/210m) 《撮影日:2009年7月19日》

無名坂(代々木1丁目の坂)

  場所:東京都渋谷区代々木1丁目 首都高速4号線横の道から、代々木1丁目交差点に 至る坂です。 写真手前が、首都高速4号線(明治神宮)側です。 代々木1丁目8,9番地と7,10番地の間の坂です。 緩やかな勾配の坂です。(5%:4m/79m) 《撮影日:2009年7月19日》

日陰(ひかげ)坂

  場所:東京都渋谷区代々木1丁目 【標識なし】[由来分類:所在位置] 首都高速4号新宿線の側を走る坂です。 東から西に上る坂です。 坂の途中に別の 無名坂(日陰坂に至る坂) の坂上があります。 緩やかな勾配の坂です。(3%:6m/210m) 《撮影日:2009年7月19日》

無名坂(日陰坂に至る坂)【代々木1丁目】

  場所:東京都渋谷区代々木1丁目 日陰坂 の東海大学病院前交差点を坂上にして代々木1丁目4番地と5番地の間を北へ下る坂です。 坂下は代々木1丁目4番地と5番地の間です。 緩やかな勾配の坂です。(2%:3m/140m) 《撮影日:2009年7月19日》

無名坂(広尾3丁目の坂)

  場所:東京都渋谷区広尾3丁目 広尾 三 丁目交差点を坂下にして南へ上る坂です。 無名坂(広尾小学校横の坂) と同じ道にあります。 大きな道幅の緩やかな勾配の坂です。(1%:1m/130m) 《撮影日:2009年4月19日》

無名坂(広尾小学校横の坂)【広尾2丁目】

  場所:東京都渋谷区広尾2丁目 広尾2丁目で整理しましたが、東3丁目と広尾1丁目・広尾2丁目の間にある坂です。 緩やかな勾配の大きな道幅の坂です。(4%:8m/180m) 《撮影日:2009年1月18日》

無名坂(東北寺横の坂)【広尾1丁目】

  場所:東京都渋谷区広尾1丁目 臨済宗妙心寺派東北寺の西側を走る坂です。 広尾1丁目5番地と広尾2丁目5番地(東北寺)の間を南東に上る坂です。 坂の途中が ネギ山坂 の坂上となっています。 緩やかな勾配の坂です。(3%:5m/180m) 《撮影日:2009年1月18日》

無名坂(恵比寿橋入り口横の坂)【広尾1丁目】

  場所:東京都渋谷区広尾1丁目 明治通りの恵比寿橋入口交差点を坂下にして北へ上る坂です。 坂上は行き止まりになっています。 場所は広尾1丁目7番地になります。 少しきつい勾配のある坂です。( 9% :6m/65m) 《撮影日:2009年1月18日》

ネギ山(ねぎやま)坂

  場所:東京都渋谷区広尾1丁目 【標識なし】[由来分類:産地・特産品] 東京都渋谷区広尾にある 坂 の 名 。かつては 周辺 にネギ畑があったことに由来するとされる。 広尾1丁目1番地と7番地の間を北へ上る坂です。 坂上は 無名坂(東北寺横の坂 )の途中になります。 由来(大辞林)によると周辺にネギ畑があったから名がついたらしいのですが、今はその面影すらありません。 少しきつい勾配のある坂です。( 8% :5m/59m) 《撮影日:2009年1月18日》

無名坂(東3丁目の坂Ⅱ)

  場所:東京都渋谷区東3丁目 東3丁目7番地と8番地(宝泉寺)の間を北へ上る坂です。 緩やかな勾配の坂です。(2%:2m/82m) 《撮影日:2009年1月18日》

無名坂(東3丁目の坂Ⅰ)

  場所:東京都渋谷区東3丁目 東3丁目3番地(区立広尾小学校・幼稚園)と8番地(宝泉寺)の間にある坂です。 西を坂下にして東へ上る坂です。 少しきつい勾配のある坂です。( 7% :6m/82m) 《撮影日:2009年1月18日》

無名坂(庚申橋に至る坂)【東3丁目】

  場所:東京都渋谷区東3丁目 明治通りの庚申橋から西の庚申橋西交差点に上る坂です。 私には坂に思えたのですが、地図上ではほとんど勾配のない道でした。😢 《撮影日:2009年1月18日》

無名坂(宝泉寺前の坂)【東3丁目】

  場所:東京都渋谷区東3丁目 渋谷区東3丁目8番地(宝泉寺)と11番地の間にある坂です。 写真奥が坂上の宝泉寺になります。 滑り止めが施された少しきつい勾配のある坂です。( 9% :7m/80m) 《撮影日:2009年1月18日》

南郭(なんかく)坂[富士見坂]

  場所:東京都渋谷区東2丁目 【標識(渋谷区教育委員会設置)の説明】    [由来分類:人名(服部南郭)] (服部南郭別邸跡説明板より)  服部南郭は、江戸中期の儒学者。漢詩人で幼名を勘助、のち元喬といい字を子遷、書斎を芙キョ(※)舘と称しました。  この場所は、南郭の別邸があったところで、邸前にある坂道は、昔から 南郭坂 あるいは 富士見坂 と呼ばれてきました。  南郭は、天和三年(一六八三)に京都に生まれ、十六歳の時に和歌と絵画をもって江戸の柳沢吉保に仕え、また、荻生徂徠の門人となって、古文辞学と詩を学びました。三十四歳の時、柳沢家を辞し、ここの別邸で塾を開いて在野の人となり、もっぱら漢詩文に親しみ、後継者の育成に努めました。宝暦九年(一七五九)没。享年七十七歳。  著書に「南郭文集」「大東世語」「南郭先生燈下書」などがあります。 この坂は明治通り東3丁目交差点付近を坂下にして東へ上る坂です。 坂上は山種美術館前交差点にあたります。 山種美術館といえば、1966年中央区日本橋兜町に開館し、1998年千代田区三番町に仮移転し2009年渋谷区広尾に新規開館した美術館です。 三番町時代の仮移転は千代田区の坂 無名坂(三番町の坂Ⅰ) にも掲載しております。 緩やかな勾配の長い坂です。(4%:14m/400m 《撮影日:2009年1月18日》