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豊島区の坂 雑感

豊島区の地形 豊島区は、 武蔵野台地 に位置しており、区内のほぼ全域に広く台地が分布しています。これら台地面は小河川や他の水路などによって削られ、大小の谷地が複雑に形成されています。(ジオテック株式会社HPより引用) 豊島区は上記にもあるように台地が削られた谷地に流れ込む坂がほとんどであり、数もそんなに多くはありません。 その中でも目白通りから南へ下る坂が多くあります。車が通れる坂としては都内一の勾配の坂である「のぞき坂」もその中の一つです。この坂たちは高田1丁目、高田2丁目にありますが、目白台という台地から東西に走る神田川の河岸段丘との高低差から生まれたものと言えます。 稲荷坂 のぞき坂 富士見坂 宿坂 《参考にさせて頂いた文献(団体名等)》 ・ ジオテック株式会社 ・国土交通省 国土地理院  

★豊島区の坂道散策Ⅲ★

    今日の坂道散策ルート(名前のある坂名のみ記載) <JR池袋駅>  ➡ ●高田1丁目  宿坂   ➡  ★新宿区の坂道散策Ⅳ★ 1.池袋駅東口(西武口)からスタートを切り、雑司が谷方面へ向かう途中で 無名の 坂道 に出会い感激。 2. 雑司が谷鬼子母神 におまいりを済ませ、 都電荒川線鬼子母神前電停 へ。 雑司ヶ谷 鬼子母神 都電荒川線鬼子母神前電停 3. 宿坂 を下り、寺町の中を散策することに。途中、 目白不動尊(慈眼寺 金乗院) と 南蔵院 、さらに高田の総鎮守である 氷川神社 に立ち寄り、憧れだった 面影橋 へ。 目白不動 慈眼寺 金乗院 真言宗 南蔵院 高田総鎮守 氷川神社 面影橋電停 ★豊島区の坂の位置は こちら で見ることができます★ (2009年07月20日 自身の他ブログ投稿済の記事を修正・再掲)

★豊島区の坂道散策Ⅱ★

    今日の坂道散策ルート(名前のある坂名のみ記載) ★北区の坂道散策Ⅸ★  ➡ ●南大塚1丁目  あさみ坂  ➡  さいとう坂 ➡  ★文京区の坂道散策Ⅵ★ 今回は北区の坂道散策から移動して豊島区の二つの坂を訪ねました。 散策の途中出会ったアメリカ芙蓉の🌸 ★豊島区の坂の位置は こちら で見ることができます★ (2009年07月04日 自身の他ブログ投稿済の記事を修正・再掲)

★豊島区の坂道散策Ⅰ★

   今日の坂道散策ルート(名前のある坂名のみ記載) ★北区の坂道散策Ⅵ★  ➡ ●駒込6丁目  有松坂  ➡ ● 駒込3丁目  染井坂  ➡ ● 駒込2丁目  妙義坂  ➡ ●高田1丁目  稲荷坂  ➡  富士見坂 ➡  ★文京区の坂道散策Ⅳ★ 今日は北区を皮切りに、豊島区、文京区へと足を延ばしました。豊島区では、桜で有名な「染井吉野桜」の発祥の地も訪ねることが出来ました。 染井吉野桜記念公園(駒込2丁目) 駒込橋(駒込1丁目) 氷川神社(高田2丁目)     ★豊島区の坂の位置は こちら で見ることができます★ (2008年11月02日 自身の他ブログ投稿済の記事を修正・再掲)

のぞき坂 [胸突坂][急坂]

  場所:東京都豊島区高田1丁目 【標識なし】 [由来分類:勾配] 豊島区高田2丁目17番と18番の間にある急坂です。目白通りから南に下る坂道で、宿坂の西にあります。東京一急な坂ともいわれています。東京都内で自動車通行が可能な道路としては、傾斜・延長距離ともに最急の一つに数えられる坂です。(豊島区HPより) という説明です。 写真からも真っすぐで急傾斜の坂であることが見て取れます。 急傾斜区間では 19% :15m/80mで、 滑り止めが施されている区間は 11% (13m/120m)です。 《撮影日:2009年9月20日》

宿(しゅく)坂[くらやみ坂]

  場所:東京都豊島区高田1,2丁目 【標識(豊島区教育委員会設置)の説明】 [由来分類:所在施設(関所:宿坂の関)]     金乗院の説明板と共に設置   中世の頃、「 宿坂 の関」と呼ばれる所が、このあたりにあった。この坂の名が、宿坂道と残っているのは、おそらくそれにちなむものと思われる。  “宿坂の関”は鎌倉街道の道筋にあったものといわれ、したがって、ここ 宿坂 はその街道上の地名と考えられる。古地図によると、鎌倉街道は現在のこの道より、やや東寄りに位置していたが、一応ここも鎌倉街道の名残りといえよう。  今から三百年ほど前、このあたりには樹木が生い茂り、昼なお暗く、くらやみの坂道として狐狸の類がとびはねて、通行人を化かしたなどという話もいまに伝わっている。 目白通りの高田1丁目交差点を坂上にして南の目白不動尊 金乗院の方へ下る坂です。 少しきつい勾配のある坂です。( 7% :17m/230m) 《撮影日:2008年11月2日》 《撮影日:2009年7月20日》 <坂の途中で>👀📸              目白不動尊 神霊山 金乗院

あさみ坂

  場所:東京都豊島区南大塚1丁目 【標識なし】[由来分類:maybe人名] JR巣鴨駅から山手線の南側を西方(JR大塚駅方面)に進み、突き当りを左に折れさらに左折して真っすぐ進むと道は急な下り坂になります。ここが あさみ坂 です。 坂名は大塚三業(三業とは料理屋・待合・芸者屋の三種の営業)の発展に寄与した人の名から・・『「江戸の坂」(山野勝氏著)より引用』とあります。 東側を坂上として南大塚1丁目33,34番地と36,37番地の間を走る坂です。 結構きつい勾配のある坂です。( 11% :7m/64m) 《撮影日:2009年7月4日》

さいとう坂

  場所:東京都豊島区南大塚1丁目 【標識(石標のみ) 】 [由来分類:人名]  昭和初期には白木屋デパートがあり、大塚は都内でも屈指の繁華街として賑わっていました。その頃の大塚三業通りは、花街として繁栄。今も、名残りを思わせる小粋な料亭や小料理屋があります。近辺には静かな坂道もいくつかあり、そのうちのひとつ、 さいとう坂 は、坂下に石碑があります。 (当時(2009年)の豊島区HP 大塚三業の説明より ) JR大塚駅方面からだと、大塚三業通りを左折し区立巣鴨小学校の横を入りしばらく進むとさいとう坂の坂下に出会います。南大塚1丁目10番地と25番地の間を北東方面に上ります。坂上は文京区千石になります。 少しきつい勾配のある坂です。( 9% :7m/82m) 《撮影日:2009年7月4日》

無名坂(JR駒込駅横の坂)【駒込2丁目】

  場所:東京都豊島区駒込2丁目 JR駒込駅の山手線の外側に沿って走る坂です。 駒込2丁目1番地と2番地の間の坂で、駒込駅北交差点が坂上となります。 緩やかな勾配の坂です。(5%:7m/140m) 《撮影日:2008年11月2日》 <寄り道で見つけた>👀📸 JR駒込駅前の本郷通りがJR山手線を跨ぐ「駒込橋」です。

稲荷(いなり)坂【高田1丁目】

  場所:東京都豊島区高田1丁目 【標識なし】 [由来分類:施設(神社仏閣)] 坂上にある稲荷神社が名前の由来と言われます。 豊島区のHP「豊島区の都電沿線めぐり」の学習院下の周辺うポットの中に・稲荷坂の節があって”坂上の住宅の庭先には、稲荷様の小さな社があります。”と記されています。 目白通りを坂上として南へ下る坂です。 坂下は 富士見坂 とほぼ同じ場所です。 写真でもわかるように滑り止めの施された結構きつい勾配の坂です。( 11% :17m/160m) 《撮影日:2008年11月2日》

無名坂(染井吉野桜記念公園横の坂)【駒込2丁目】

  場所:東京都豊島区駒込2丁目 駒込2丁目の2番地と3番地の間にある坂で、区立駒込公園と染井吉野桜記念公園とを結ぶ坂です。当時(2008年)とは街の風景もかなり変わっているようです。少しきつい勾配のある坂です。(8%:8m/100m) <寄り道で見つけた>👀📸 今ではポピュラーな桜「そめい吉野」の発祥の地、染井吉野桜記念公園です。碑には、 「駒込の一部は江戸時代染井と呼ばれ、巣鴨と共に花卉・植木の一大産地であった。この地で江戸時代以降数多くの優れた園芸品種が誕生したが、中でも染井吉野は、当地の地名から名付けられ、世界を代表する桜の品種となった。・・・」 と書かれています。

無名坂(駒込2丁目の坂)

  場所:東京都豊島区駒込2丁目 駒込2丁目5番地と6番地の間を本郷通りから東に上る坂です。 入り口だけ傾斜がついた短い坂です。 緩やかな勾配の坂です。(4%:2m/50m) 《撮影日:2008年11月2日》 <寄り道で見つけた>👀📸 坂の入り口にある駒込妙義坂子育地蔵尊

染井(そめい)坂

  場所:東京都豊島区駒込3丁目・6丁目 【標識(石板:壁埋め込み式)】 [由来分類:旧地名] 坂の途中にある染井西福寺の塀に「染井坂」と彫られた石板が埋め込まれています。 染井は駒込の旧地名「染井」に因むのだそうです。 少しきつい勾配があります。( 7% :8m/120m) Google mapでは染井坂通りの表記が駒込6丁目36番地と30番地まで続いておりますが、はっきりと染井坂の坂下がどこなのかはっきりしませんでした。 《撮影日:2008年11月2日》 <坂の途中で>👀📸 染井吉野桜発祥の里 駒込 染井吉野桜記念公園 区立駒込小学校横にある散歩道の案内板 染井吉野ゆかりの地散歩 (参考)以下はソメイヨシノの説明となります。 江戸時代末期から明治初期に、 染井村 (現在の東京都豊島区 駒込 ・ 巣鴨 付近)に集落を作っていた造園師や植木職人達によって育成された。  初め、サクラの名所として古来名高く、 西行 法師の 和歌 にも度々詠まれた 大和 の 吉野山 (奈良県山岳部)にちなんで、「吉野」「吉野桜」として売られ、広まったが、 藤野寄命 による 上野公園 のサクラの調査によって、 ヤマザクラ とは異なる種のサクラであることが分かり(1900年)、この名称では吉野山に多いヤマザクラと混同される恐れがあった。このため、『日本園芸雑誌』において染井村の名を取り「染井吉野」と命名したという。翌年(1901年)、 松村任三 が 学名 「 Prunus   ×   yedoensis 」(読み方はプルヌス・エドエンシス)と付けた。(Wikipediaより引用)

無名坂(東福寺横の坂)【南大塚1丁目】

  場所:東京都豊島区南大塚1丁目 東福寺(真言宗)の東側を北東に上る坂です。 さいとう坂 とほぼ並走する坂になっています。南大塚1丁目26番地と25番地の間を上ります。坂上は文京区千石3丁目です。 少しきつい勾配のある坂です。( 8% :8m/97m) 《撮影日:2009年7月4日》

有松(ありまつ)坂

  場所:東京都豊島区駒込6丁目 【標識なし】 [由来分類:maybe 人名] 染井霊園の西の駒込6丁目と7丁目の間にある坂で北から南に上ります。 由来は不明でしたが、多くの方が”住んでいた人名由来”と綴っておられます。 少しきつい勾配のある坂です。( 6% :8m/140m) 《撮影日:2008年11月2日》

富士見(ふじみ)坂【高田1丁目】

場所:東京都豊島区高田1丁目   【標識(石板:壁埋め込み式)】 [由来分類:眺望・景観(富士山)] 目白通りの目白台2丁目交差点を坂下として、南へ下る坂です。 坂下は 稲荷坂 の坂下とほぼ同じ位置となります。 また、東側には 日無坂 が走っていますが、区界であったので文京区で整理させて頂きました。 ここも昔は坂上から富士山が見えたのでしょう。 江戸には多くの「富士見坂」があり、この坂もその中の一つです。 今ではこの坂から富士山の望むことは難しくなってきました。 細く長く真っすぐな結構きつい勾配のある坂です。( 11% :16m/150m) 《撮影日:2008年11月2日》

無名坂(蓮光院横の坂)【南池袋3丁目】

  場所:東京都豊島区南池袋3丁目 蓮光院の西側を南から北へ上る坂です。 南池袋3丁目11番地と17番地の間を走る坂です。 緩やかな勾配の坂です。(3%:3m/120m) 《撮影日:2009年7月20日》