場所:東京都北区王子本町1丁目 【標識(北区教育委員会設置)による説明】 [由来分類:形状(大きさ)] 飛鳥山(あすかやま)に沿って東におりた岩槻街道(いわつきかいどう)は、石神井川(しゃくじいがわ)を渡って左に曲がり、現在の森下通りを抜け、三本杉橋の石の親柱(おやばしら)の位置から北西に台地を登る。この坂が 王子大坂 である。岩槻街道は江戸時代、徳川将軍の日光社参の道で日光御成道と呼ばれた。登り口に子育地蔵(こそだてじぞう)があったので 地蔵坂 とも呼ばれ、昔は縁日(えんにち)でにぎわった。また、坂の地形が、海鳥の善知鳥(うとう)の嘴(くちばし)のようなので「 うとう坂 」の名もある。 権現坂 と坂下を同じくして東から西へ上る坂です。王子本町1丁目25番地と28,26番地の間を上ります。少しきつい勾配のある坂です。( 6% :14m/220m)岩槻街道が幹線道路で他と比べて大きいから大坂となったとか・・。 《撮影日:2008年10月9日》
坂は高低のある場所を結ぶ道程 こんな当たり前の説明はともかく 上れば”素敵な景色がある” 下れば”別の世界が広がる”という思いで東京23区の坂を歩きました。 「明日はどこの坂へ行こうか!どんな坂なんだろうか!」とあれこれ期待を膨らませ・・・地図に印をつけながら、回るルートを決めたものでした。坂名として知らないものが出てくるとワクワクしながら調べたり、どの坂とどの坂が繋がっていたのか、坂下でもしくは坂上で出会うことになる坂はあるのか等々。 とにかく東京を離れる2012年3月末までに回れるだけ回ろうと思って始めた坂巡りです。 名前のない坂もたくさん撮りました。ひょっとすると名前がこの先つくことがあるかもしれないと思いながら。 2020年現在は瀬戸内での田舎暮らしを満喫しております。 車がないと暮らせない生活にどっぷりとはまってしまいました。 2020年6月末より、Google mapによる坂の勾配(%)を参考として掲載するようにしました。 坂下から坂上までの距離は私が勝手に設定したものですので、あくまで参考値としてご覧頂ければ幸甚です!!